2019年9月10日(火)

台風15号が茨城県直撃 12人負傷 建物損壊、停電相次ぐ

強風の影響で倒壊した偕楽園の「左近の桜」。後ろに好文亭が見える=水戸市常磐町、清水英彦撮影
強風の影響で倒壊した偕楽園の「左近の桜」。後ろに好文亭が見える=水戸市常磐町、清水英彦撮影

台風15号は9日午前5時前、千葉市付近に上陸し、行方市付近を通過して三陸沖に進んだ。茨城県内は未明から記録的な暴風雨に見舞われ、少なくとも12人がけがをした。建物の損壊や停電などの被害が相次ぎ、交通機関は始発から混乱した。

水戸地方気象台によると、最大瞬間風速は龍ケ崎市で36・9メートル、鹿嶋市で36・6メートル、鉾田市で29・7メートルを観測し、それぞれの地点の記録を更新。鹿嶋市では1時間に50ミリの雨が降った。

県防災・危機管理課によると、同日午後5時現在で県内で12人が負傷。水戸市の男性(84)が風にあおられ転倒したほか、河内町で女性(65)が風に飛ばされたトタンで足を切った。建物被害は稲敷など11市町で屋根などを損壊。日本原子力研究開発機構大洗研究所の材料試験炉「JMTR」(大洗町)の冷却塔が強風で倒壊した。

神栖、石岡、北茨城、大子の4市町が避難勧告を発令。避難所は31市町村157カ所で開設され、一時約500人が避難した。

停電は27市町村で最大約10万4300軒発生した。

県教委によると、市町村立の小中学校計185校が臨時休校した。(三次豪)

台風の影響で県道側に倒れた物置。電柱も傾いている=八千代町磯、小林久隆撮影
台風の影響で県道側に倒れた物置。電柱も傾いている=八千代町磯、小林久隆撮影


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