2019年9月11日(水)

ソーラーカーレース 「JAGつくば」初優勝 三重・鈴鹿4時間耐久

参戦18年、努力結実

ソーラーカーレースで初優勝した「JAGつくばソーラーカーチーム」=三重県・鈴鹿サーキット
ソーラーカーレースで初優勝した「JAGつくばソーラーカーチーム」=三重県・鈴鹿サーキット

三重県・鈴鹿サーキットで8月に開かれた「ソーラーカーレース鈴鹿2019」の4時間耐久レースで、つくば市の「JAGつくばソーラーカーチーム」が初の優勝を飾った。車両製作や運転技術の面で地道な努力を重ね、参戦18年目で栄冠を勝ち取った。チームは「来年からはリチウムイオンを使った電気自動車部門に挑戦したい」とさらなる意欲を見せている。

同チームは、県立つくば工科高校OBを中心に、チームリーダーの池田新太郎さんほか8人のメンバーで構成。環境関連企業、日昇つくば(つくば市片田)の塚田純夫社長が総監督を務め、会社を挙げて全面的に支え続けてきた。

チームは今大会を集大成と位置付け、レースの約5カ月前から仕事終わりや休日を利用して、同社のガレージで深夜まで作業を続けた。バッテリーやブレーキの強化など、細部に高度な技術的工夫を重ねて最良のマシンを作り上げた。事前に現地に車両を運び試験走行を繰り返し、万全の準備で本戦に臨んだ。

レースは8月3日に開催。1周約6キロのコースを4時間で何周できるかを競う耐久型。予選を大会レコードでトップ通過し、決勝はポールポジションからのスタートとなった。決勝では序盤は強豪チームに先行させ、終盤まで一定の周回タイムを維持して電力を温存する作戦がはまり、残り2周で2位のオリンパスチームを逆転。最終ラップでついに1位の平塚工科高校チームを捉え、劇的な幕切れでチェッカーフラッグを受けた。

リーダーの池田さんは「昨年の反省点を改善できたのが勝因。エネルギーマネジメントも成功した。マシンの潜在力を証明できたし『打倒、オリンパス』の目標も達成できてうれしい」と喜んだ。同30日につくば市役所を訪れ、五十嵐立青市長に喜びを報告した。五十嵐市長は「見事な逆転勝利でした」とねぎらった。

優勝したマシンは28日から約1カ月間、同市吾妻の商業施設Biviつくばのつくば総合インフォメーションセンター交流サロンに展示される。(安藤圭吾)



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