2019年9月13日(金)

鉾田一高生 出身中体育祭で実習 先生になろうプロジェクト

仕事の一端学ぶ

教員志望者の体験実習で、母校の体育祭を手伝う県立鉾田一高の生徒たち=鉾田市鉾田の市立鉾田南中
教員志望者の体験実習で、母校の体育祭を手伝う県立鉾田一高の生徒たち=鉾田市鉾田の市立鉾田南中

教員を志望する県立鉾田一高(野口正男校長)の生徒たちが7日、母校の中学校体育祭で体験実習に参加した。同校が進める「学校の先生になろうプロジェクト(GSNP)」の一環で、生徒たちは中学生と触れ合いながら体育祭のサポート役を務め、教員の業務の一端を学んだ。

GSNPは、同校が昨年度から取り組んでいる事業で、教員を目指す生徒たちに教育現場にできるだけ近い立場で研さんを積んでもらい、本県教育を支える一員として意欲を高めてもらうなどの狙いがある。昨年度は講義などの活動が中心だったが、本年度は生徒たちの希望に応え、生徒たちの母校での実習を取り入れた。2〜3年生計15人が、同日体育祭が開かれた5市9校を訪れ、中学生とともに行事のサポート役を務めた。鉾田市立鉾田南中(安原優校長)には、同校卒業生の5人が参加。中学生と協力しながら、障害物競走の道具を運んだり、グラウンドの白線を引いたりした。

中学教員を目指す3年、横田江利唯さん(18)は「中学の恩師に勧められて教員という仕事に関心を持ち、学習ボランティアにも参加した。子どもはもちろん、保護者や地域との触れ合いを大切にする先生になりたい」などと話した。

鉾田一高では、2020年度から中高一貫教育が実施される予定。2年、田山明莉さん(17)は「(付属中の)給食を一緒に食べるなど中学生と交流できれば」と笑顔を見せた。

野口校長は「教員志望者が、実際に現場を体験するのは大学の教育実習が初めてというケースがほとんど。こうした体験実習があることで意欲を持ち続け、将来は優秀な教員となって県内に戻ってもらいたい」と期待を寄せた。(大平賢二)



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