2019年9月16日(月)

小泉元首相、日立で講演 環境相に期待 「原発ない国は可能」

「自然エネルギーを有効に活用していく国を造るチャンス」と訴える小泉純一郎元首相=日立市若葉町
「自然エネルギーを有効に活用していく国を造るチャンス」と訴える小泉純一郎元首相=日立市若葉町

小泉純一郎元首相は15日、日立市若葉町の市民会館大ホールで、「わたしたちの未来を語る」と題して講演した。原発のない国造りは可能だと訴え、環境相として初入閣した次男の小泉進次郎氏について「原発をなくして、自然エネルギーで発展できる国にしてほしい」と期待した。

市民ら約1300人で満員となった会場で約90分間熱弁を振った。

廃炉作業が続く福島第1原発について「(炉内に)ロボットを入れてもいまだに分からない。どうやってまた住めるような地域にするのか。気の遠くなるような話」と憂い、放射性廃棄物の最終処分場がないまま国内で原発が稼働していることに疑問を呈した。

日本は自然エネルギーに恵まれているとし、「将来、自然エネルギーで全電源を国民に供給できる国造りが可能となるような素地を持っている」と自然エネルギーの発電量の伸び率を挙げて力説した。

去り際に観客から呼び掛けられると、進次郎氏について「勉強家。私より勉強している。自然環境は大事な問題。環境大臣でよかった」と言及した。

小泉元首相の講演後、元東海村長の村上達也さんと静岡県前湖西市長の三上元さんが登壇。三上さんは自作のマップを基に世界の原発の歴史を紹介した。(大貫璃未)



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