2019年9月26日(木)

波山ら巨匠4人紹介 筑西の至宝展、26日開幕 しもだて美術館

下館祇園まつりの様子を描いた森田茂の油彩画(右、左)=筑西市丙のしもだて美術館
下館祇園まつりの様子を描いた森田茂の油彩画(右、左)=筑西市丙のしもだて美術館

茨城国体開催を機に筑西市の美術文化を発信しようと、企画展「筑西の至宝 美の巨匠展」が26日から、同市丙のしもだて美術館で開幕する。同市出身で文化勲章受章者の板谷波山(陶芸)と森田茂(絵画)、人間国宝の大西勲さん(漆芸)に加え、文化勲章受章者の皮革工芸家で同館がコレクションを保有する大久保婦久子=静岡県下田市出身=の4人の作品を、計約80点展示し紹介する。

板谷波山の展示作品は、2017年に同市に寄贈された神林コレクションなどを中心に、欧州の芸術運動「アールヌーボー」の影響を受けた「彩磁金魚文花瓶」、波山の手により明治皇后の前で制作された「彩磁菊花図額皿」など。

森田茂の絵画は、代表作とされる「黒川能」シリーズに加え、下館祇園まつり(筑西市)や袋田の滝(大子町)など地元の風景を描いた作品が紹介される。

大西さんの漆芸は、薄いヒノキの板を幾層にも重ねて作る「曲輪造(まげわづくり)」の設計や、制作工程なども解説される。

同館学芸員の、柴沼裕子さんは「4人の作品をこれだけ多く並べるのは初めて。技法は異なるがそれぞれに持つ強い力がある。多くの人にご覧になっていただきたい」と話している。

会期は12月22日まで。問い合わせは同館(電)0296(23)1601
(冨岡良一)

板谷波山の陶芸作品
板谷波山の陶芸作品


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