2019年9月26日(木)

無料の野外上映会 28日、常総 地元でロケ 「あかね空」

「懐かシネマ」をPRする羽富都史彰さん=常総市水海道宝町
「懐かシネマ」をPRする羽富都史彰さん=常総市水海道宝町

かつて映画館があった場所で映画を楽しむ野外イベント「懐かシネマ」が28日、常総市水海道宝町の宝来館跡地で開かれる。地元商店主らが中心となって2014年から始めた無料の映画上映会。実行委員会の羽富都史彰さん(59)は「今年の上映作は常総市で撮影された映画。一緒に見て、地元愛を育みましょう」と来場を呼び掛けている。

上映するのは江戸時代を舞台にした人情時代劇「あかね空」(浜本正機監督、07年公開)。

同作は山本一力の直木賞受賞作を映画化した作品で、主演は内野聖陽と中谷美紀。豆腐職人とそれを支える妻、家族の波瀾(はらん)万丈の人生をつづる。

常総市大生郷町の国指定重要文化財、坂野家住宅と同市豊岡町の弘経寺でも撮影が行われ、常総市民にとっても縁がある作品だ。

イベントのきっかけとなった宝来館は終戦後の1946年に水海道宝町で開館し、73年に惜しまれつつ閉館した。最盛期は長い行列ができるほどのにぎわいをみせ、商店街のシンボルになっていたという。

羽富さんは宝来館跡地の駐車場前で婦人服店を営み、懐かシネマを企画した一人。「一夜だけでもいいから映画館を復活させたい」と毎年奔走。開催ごとに、同館の看板絵師だった井桁豊さん(84)に、PR用の映画看板を制作してもらっている。

当日は午後5時に開場し、旧水海道市の記録映像を上映後、あかね空のプロデューサーを務めた永井正夫さんによるトークショーを行い、同6時から上映会を始める。いすは200席用意。会場には井桁さんの新作10点も展示する。

小雨決行。荒天時は29日に順延する。問い合わせは羽富さんの婦人服店・ロコレディ水海道事務所(電)0297(22)1377
(今橋憲正)



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