2019年9月29日(日)

《茨城国体》期待、熱帯びる 行進に大声援、激励 「開催県優勝を」エール

入場行進する選手団にスタンドから声援を送る小学生たち=28日午後2時8分、笠松運動公園陸上競技場、吉田雅宏撮影
入場行進する選手団にスタンドから声援を送る小学生たち=28日午後2時8分、笠松運動公園陸上競技場、吉田雅宏撮影

選手の活躍で県民に喜びと感動を-。45年ぶりに茨城県で開幕した国体。笠松運動公園で28日開かれた総合開会式には、県民や大会関係者など約2万6千人が詰め掛け、晴れやかな表情で行進する選手たちを大声援で激励した。県勢選手への期待も熱を帯び、観客は「ぜひ開催県優勝を」とエール。大会期間中に各競技会場で繰り広げられる熱戦に早くも期待が高まっている。

開会式には、地元の小中学生1804人が「都道府県応援団」として参加。手を振りながら行進する選手団に、スティックバルーンを打ち鳴らしながら大声援を送った。

応援団に参加したひたちなか市立佐野小6年、菊池翔太さん(12)は「頑張ってほしいという思いを込めて応援した」と充実した表情。こうした応援は参加選手にも届き、成年男子ソフトボール福井県代表の吉川大貴選手(24)は「入場した瞬間の大きな歓声は国体独特のもの。子どもたちの声援やスティックバルーンでの応援がよかった」と感激していた。

■45年前の思い出

45年前の茨城国体に関わった人も多数訪れ、選手に声援を送った。

前回大会で炬火(きょか)リレーを走ったというひたちなか市の横山佳代子さん(57)は「45年前を思い出した。いい記念になった」。今回は孫と一緒の観覧で「暑かったけれど、みんなと来れてよかった」と目を細めた。東海村の鈴木カツ子さん(65)は「再び間近で国体を見られて感慨深い。今回は出場する地元の子どもたちを応援したい」と笑顔を見せた。

本県の特色をふんだんに盛り込んだ開会式の様子に、東海村の後藤宏さん(81)は「よくできた開会式で、全部が素晴らしかった」と満足そうな表情。オープニングプログラムのラジオ体操に出演する孫を見に訪れた美浦村の出戸やす子さん(64)は「とても良い開会式だった。令和初の国体で、茨城の魅力をアピールしてほしい」と大会成功に期待を寄せた。

会場近くには本県の名産品を集めたブースもあり、八千代町の久我直樹さん(41)は「(県外の人が)茨城の特産品をおいしそうに食べているのを見てうれしくなった」と話した。

■関心高まる競技

世界を舞台に活躍する本県選手も数多く出場する今大会では、競技への関心もさらに高まっている。

家族5人で来場した大洗町の小泉望君(9)は「地元ですごいプレーを見られるのがうれしい。スポーツクライミングを見に行きたい」と観戦を熱望。那珂市の池島初奈さん(18)は「普段なかなか見られない馬術を見たい」と競技開催を楽しみにしているという。つくば市から家族で来場した原綾子さん(39)は「子どもたちと近くで開催される相撲などを見に行ければ」と話した。

国体は天皇杯と皇后杯の獲得を競う都道府県対抗の全国大会。

ひたちなか市の鈴木芭菜さん(12)は「目指せ、開催県優勝! 本県選手には頑張ってほしい」と期待を寄せた。



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