《茨城国体》自転車 女子個人ロードR 梶原、無念の6位
◯…今大会から採用された自転車女子個人ロードレース。優勝候補の梶原悠未(筑波大)は6位入賞にとどまり、初代女王の座を逃した。先行を許し、得意とするスプリントも発動できずに終わった。「油断ですかね。悔しいし、申し訳ない」。気丈に浮かべる笑顔の陰に無念さがにじんだ。
11・5キロメートルのコースを4周して競った新種目は、団子状態が続く落ち着いたレース展開。3周目の終盤で積極的に仕掛けたが奏功せず、ラスト1周での巻き返しも果たせなかった。
来年の東京五輪ではメダル獲得が狙える注目株と目され、大きな期待と重圧を感じてきた。ただ、初出場の国体で送られた声援は何よりも温かかった。「恩返しができるように頑張りたい」。残すトラック種目に全力を尽くす。
11・5キロメートルのコースを4周して競った新種目は、団子状態が続く落ち着いたレース展開。3周目の終盤で積極的に仕掛けたが奏功せず、ラスト1周での巻き返しも果たせなかった。
来年の東京五輪ではメダル獲得が狙える注目株と目され、大きな期待と重圧を感じてきた。ただ、初出場の国体で送られた声援は何よりも温かかった。「恩返しができるように頑張りたい」。残すトラック種目に全力を尽くす。