2019年10月2日(水)

TX延伸の参考に 水戸-つくば 高速バス 増便実証運行始まる

水戸で式典 

水戸-つくば間の高速バス増便運行開始を記念しテープカットする大井川和彦知事や高橋靖水戸市長ら=JR水戸駅南口バスターミナル
水戸-つくば間の高速バス増便運行開始を記念しテープカットする大井川和彦知事や高橋靖水戸市長ら=JR水戸駅南口バスターミナル

県は1日、水戸とつくば両市を結ぶ都市間高速バスの増便実証運行を始めた。同日、JR水戸駅南口バスターミナルで運行開始式を開き、大井川和彦知事ら関係者約20人が出席、テープカットして出発を祝った。関東鉄道(土浦市)グループの関鉄観光バスが運行する高速バス「TMライナー」が平日4便(2往復)のみだった運行を、この日から平日16便、土日祝日8便に大幅拡充した。

県は総合計画につくばエクスプレス(TX)県内延伸構想を掲げているものの、将来的なルート案を大まかに4路線示すのみにとどまっている。今回のバス増便を通して県内1、2位の人口を誇る両市に人の流れをつくり、バスの乗車状況などを延伸構想の参考にしていく考えだ。

開始式で大井川知事は「県内には大都市がなく、(交通)インフラは脆弱(ぜいじゃく)。TX延伸は時間がかかる上、難易度が高い。バスにより水戸とつくばの都市圏をつなぎ、発展のきっかけをつかみたい」と事業に期待を寄せた。併せて、車通勤の多い県職員に公共交通機関を使うよう奨励する意向を示し、つくば市の飯野哲雄副市長も「県出張の際はこのバスを利用したい」とあいさつの中で応じていた。

運行を担う関東鉄道の松上英一郎社長は「増便実証は従来の発想になかった試み。定期券やICカード決済を用意し、安全性と利便性向上に努めていく」と語った。

つくば市内から同市区選出の県議らがバスに乗って会場に到着し、「快適で便利だった」などと話していた。(黒崎哲夫)



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