2019年10月5日(土)

11月から境町、ウェブサービス参画 生産者と消費者結ぶ

農水畜産物直販 収益率向上目指す

OWL(アウル)への参画を表明した境町の野尻智治副町長(左)ら関係者=都内
OWL(アウル)への参画を表明した境町の野尻智治副町長(左)ら関係者=都内

農家などが農・水・畜産物を消費者に直接販売できるウェブサービス「OWL(アウル)」に、境町が11月から参画する。生産者と消費者がチャットを通じて自由にコメントのやりとりができるほか、生産者自身が自由に価格設定できるため、従来の販売ルートよりも高い収益率を実現することも可能だ。

近年は、生産者自身で新たな販路を開拓する動きが強まるとともに、飲食店なども農家や漁師と直接契約するケースが増えてきている。生産者と消費者を結ぶ同サービスは、レッドホースコーポレーション(東京都江東区)が11月下旬から提供する予定で、境町を含め全国九つの自治体が参加する。

境町は、農家などに同サービスを紹介するのと併せて、OWLに優良生産者として推薦する。生産者は品物をスマートフォンからOWLに出品し、飲食店などは同サービスを通じて購入。その後、生産者から購入者に直接商品が届く仕組み。出品料、ツール利用料は無料。

野尻智治副町長は「ふるさと納税の返礼品は1位から10位は全て農産物。お米、常陸牛がメイン。OWLを使うと生産者が直接購買者に売り込むことができる。今回のシステムが全国的に普及すれば、農家の皆さんの励みになると思う。普及に尽力していきたい」とし、同社の竹中恒一地域活性事業部本部長は「OWLは単なる流通を目的としたものではなく、ゆくゆくは日本の良いものを世界に発信していきたい。地元の生産物が観光客を呼んだりする関係人口増化のツールになってほしいとの思いから、この事業を立ち上げた。ご支援いただきたい」としている。(小室雅一)



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