2019年10月9日(水)

認知症、地域で見守り 徘徊高齢者声掛け訓練 石岡で16日 接し方、迅速連絡学ぶ

昨年10月に市が主催した認知症高齢者等声掛け模擬訓練の様子=石岡市南台
昨年10月に市が主催した認知症高齢者等声掛け模擬訓練の様子=石岡市南台

認知症になっても安心して暮らせるようにと、石岡市で16日、「認知症高齢者等徘徊(はいかい)声掛け模擬訓練」が実施される。同市中心市街地で、スタッフが徘徊者役となり、市民に声掛けの仕方などを学んでもらい、地域全体で助け合う社会を目指す。

主催するのは、同市内のグループホームやデイサービスを運営する21の地域密着型サービス事業所でつくる「石岡市地域密着型介護サービス事業所協議会」(平井文彦会長)。

当日は午後2時から約1時間、いしおかイベント広場(同市若宮3丁目)からJR石岡駅まで約1キロの道路沿いを、徘徊者役のスタッフが歩き、協力要請した市民らに実際に声掛けしてもらい、声掛けのポイントや接し方、迅速な連絡体制などを学んでもらう。

同様の声掛け訓練は昨年10月、市が主催して同市南台で行った。地域の協力もあり多くの参加者を得て、声掛けのきっかけや接し方など学んだ。今回は、石岡市地域密着型介護サービス事業所協議会が、6月に「地域見守り隊」を立ち上げ、活動の一環として実施する。民間事業所が主催する同訓練は、県内初の事例になるという。

同隊は、活動目的を「子どもからお年寄りまで地域全体で見守る」と定義。お年寄り以外でも、デイサービス利用者などの送迎の時間帯が小学生の登下校の時間と重なることもあることから、スタッフが車を運転しながら、不審者などに目を光らせ子どもたちの安全も見守っている。

同協議会のメンバーで、声掛け模擬訓練の実行委員長、菊田雅明さんは「声掛けの仕方や関わり方を知ってもらうきっかけになればと思っている。民間と地域、行政が連携して地域力を上げていきたい」と話している。(高畠和弘)



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