2019年10月12日(土)

台風19号 水や電池、品薄に ガソリン、給油に長い列

品薄になったホームセンターの防災グッズコーナー=11日午後1時45分ごろ、水戸市千波町
品薄になったホームセンターの防災グッズコーナー=11日午後1時45分ごろ、水戸市千波町

台風19号の接近に伴い、県内で11日、強風や大雨に備える動きが加速した。ホームセンターでは、飲料水や乾電池、防災グッズなどを買い求める客が相次いで駆け込み、品薄状態に。ガソリンスタンドには前日の10日夜から給油を求める客で車列ができ、11日には一時供給を止める店も出た。

水戸市千波町の「ホームセンター山新水戸駅南店」では、「台風接近中 準備は万全ですか」という張り紙を付けたワゴンに、各種防災グッズを集めて販売。窓ガラスの飛散を防ぐ養生テープや土のう袋、ロープ、懐中電灯、長靴などの商品を多めにそろえたが、朝から買い求める客が相次いで駆け込み、午前中に一部商品が売り切れた。

担当者は「台風でここまでお客さんが防災グッズを買いに来ることは今までなかった」と驚いていた。千葉県が台風15号で甚大な被害を受けたことから、「前もって備えなければという危機意識が強まったのではないか」と同担当者。「ほかの地域の店でも同じような状況で、売り切れた商品がいつまた入荷するか分からない」と説明した。

養生テープを買いに来た市内の会社員女性(38)は「お店を何軒も回ったが全て売り切れ。代わりにガムテープを買った。これで段ボールを窓に貼って備えたい」と話した。

ガソリンスタンドでは、給油を待つ長い車列ができた。鹿嶋市谷原の「セルフ鹿嶋CS」では、10日夜から車が並び始め、11日昼ごろには一時供給を止める事態に見舞われた。

同店はレギュラーガソリンの30キロリットルタンクが二つある大型店だが、想定を超える需要にタンク車の配送が追い付かなくなった。11日正午ごろ、スタッフが「レギュラー給油終了」と書かれたボードを掲げ、列の客に説明するなどしたが、午後1時すぎ、タンク車が着いたため供給を再開した。

谷尻賢一店長(38)は「通常の8倍くらいの入りで東日本大震災以来。満タンの状態で台風に備えてもらえるよう準備したいが、またいつ供給できない状態になるか」と心配した。

水戸市笠原町の「エネオスジェネレーションズ県庁前店」でも給油を待つ車列ができた。担当者は「他店でガソリンが在庫切れになったために、うちに給油に来たというお客さんがいた」と話した。(三次豪、関口沙弥加)



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