2019年10月13日(日)

境一家殺傷 防犯カメラ設置要望出ていた 被害家族も署名していたが設置されず

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境町若林の住宅2階で9月23日、会社員、小林光則さん=当時(48)=と妻のパート従業員、美和さん(50)が刺殺され、子ども2人も重軽傷を負った事件で、住民が6月、現場から北約200メートルの地点に防犯カメラと防犯灯を設置するよう町に要望していたことが12日までに、住民への取材で分かった。現在も設置されず「あれば防犯につながったのでは」との声もある。要望書には小林さんの家族も署名していた。

住民によると、設置の要望は、現場近くの地元業者が夜間、狭い道路で車の擦れ違いなどに危険が生じるとして、町に街灯の設置を求めたことが発端となった。町は住民を通して要望するよう業者に回答。住民は近辺の暗い地点も併せて防犯灯を付けるよう求めることを計画した。現場から北約200メートルに位置する釣り堀の管理センター付近については、防犯灯に加え、防犯カメラを付けるよう要望することにし、6月に小林さんの家族を含む数人の署名を集めて申請した。

ただ、12日現在まで防犯カメラ、防犯灯はいずれも設置されていない。町防災安全課は理由については事件に関係する内容として「一切コメントができない」としている。

住民によると、設置されていない原因は、釣り堀付近で毎年夏にホタルの観賞会が開かれ、防犯灯の光がホタルの生育に関わるとの声があったことが一因とする。設置手続きに詳しい男性は「どこにどう付けるべきかさまざまな精査が必要で、今年度内に設置できればいい計画だったのではないか」と語る。要望に関わった男性は「カメラがあれば犯人は犯行をためらっていたかもしれない」と話した。



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