2019年10月13日(日)

台風19号 3324世帯7527人避難 15号被害の鹿行「自宅心配」

アルミシートを受け取る住民=12日午後0時10分ごろ、鹿嶋市津賀の大野ふれあいセンター
アルミシートを受け取る住民=12日午後0時10分ごろ、鹿嶋市津賀の大野ふれあいセンター

大型で非常に強い台風19号の接近に伴い、県内は12日、多くの市民が避難所に身を寄せた。県防災・危機管理課によると、午後5時半時点で全44市町村で414カ所の避難所が開設され、少なくとも3324世帯7527人が避難した。日立市や水戸市などで避難勧告が発令され、河川の増水などにより避難する人は増えるとみられる。


9月の台風15号で大きな被害を受けた鹿行地域では、前日11日午後から自主的に避難する人が相次いだ。

台風15号で最大1万4千世帯が停電した鹿嶋市。北部の大野地区にある大野ふれあいセンター(同市津賀)は同日午後4時に開設され、高齢世帯を中心に続々と市民が訪れた。避難者数は12日午後6時までに360人。市民らは、多目的ホールや15畳の和室2部屋などで、台風情報を伝えるテレビ画面に見入るなどして、配布されたアルミシートや毛布の上で体を休めていた。

同市棚木の女性(82)は飲料水のほか、カップ麺用のお湯などを持参。台風15号の被害はなかったというが、過去の大雨で自宅が浸水したことがある。「自宅が心配。何事もなければいいが」と話した。

同市荒野の男性(69)は家族や近所の人と4人で避難。台風15号では数日停電が続き、自宅でランタンなどを使って不安な日々を過ごした。「今回は早めに避難した方がいいと思い、1人暮らしの近所の人にも声を掛けた。今後どうなるか」と不安を募らせた。

神栖市では、かみす防災アリーナ(同市木崎)が近隣住民に初めて避難所として開放され、12日午後6時時点で465人が訪れた。11日夕方から避難した同市神栖の女性(55)は「今夜は眠れなそう。早く過ぎ去ってほしい」と疲れた様子を見せた。(関口沙弥加)



次の記事:新型コロナ、茨城で感染200人突破 新たに3人、目立つ東京圏滞在

全国・世界のニュース

2020 年
 7 月 15 日 (水)

メニュー
投稿・読者参加
サービス