2019年10月16日(水)

台風19号 住民に不安と困惑 被災3日目「体調心配」 水戸・飯富

飯富中体育館に避難した住民ら。マットの上のテントで仕切り、小さなスペースで生活している=15日午後7時ごろ、水戸市飯富町
飯富中体育館に避難した住民ら。マットの上のテントで仕切り、小さなスペースで生活している=15日午後7時ごろ、水戸市飯富町

水戸市立飯富中の体育館には、15日も70人ほどの住民が避難していた。住民は日中、浸水した自宅の片付けに追われ、疲労の色が濃くなっている。

体育館には、各家族で区切れるようにテントが張られ、小さなスペースで生活を送っている。

同市岩根町の主婦(76)は「家にも住めないが、すぐ別な場所にも行けない」と困惑気味。親類の協力で自宅を片付けているが生活再建の見通しは立たない。「いつまでもここにいられない」と不安な様子。

同市飯富町の会社員男性(64)と妻(64)は15日に自宅に入れた。片付けの際、妻は泥で滑り、腰と背中を打った。夫婦は「なるべく早く避難所を出たいが、人の手が欲しい」と疲れた表情で語った。

同市岩根町の小圷貴子さん(39)は夫(41)と共に避難。朝晩の冷え込みで「(体は)きつくなる」とこぼす。同じ避難所にいる父母の体調も心配だ。「住めない人、帰れない人に何か支援があれば」と訴えた。(磯前有花)



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