2019年10月16日(水)

台風19号 大子の4医療機関 復旧見通し立たず

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久慈川の氾濫で浸水被害を受けた大子町の中心部に立地する四つの医療機関は15日、いずれも復旧の見通しが立たず、再開できなかった。町は県を通じて日本赤十字社県支部に支援を要請。同日午後、町保健センターに臨時救護所が開設された。

同町大子の久保田病院は1メートル近く浸水し、医療機器や医療事務用のパソコンが水に漬かった。藤原真澄院長らは服用中の薬を求めて来院した患者に手書きで処方箋を出した。数人の入院患者は転院。この日、透析が必要だった12人は水戸市内の病院に送り届けた。

沢畠俊哉事務長(67)は「具合が悪い人は診られない。再開には1カ月ぐらいかかるかもしれない。透析だけでも早急に再開したい」と話した。

水戸と古河の赤十字病院から医師などのチームが派遣された救護所には25人ほどが訪れた。

同町池田の女性(88)はかかりつけ医が被害に遭い、タクシーで救護所にやって来た。首筋が赤くなり、かゆみが出る症状で、処方箋を出してもらった。 (川崎勉)



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