2019年10月16日(水)

《支え合う・台風19号水害》ひたちなか・枝川 自治会集結、ごみ搬出

二中学区地域・輪をつくる会 市と連絡調整も

浸水した住宅の後片付けを手伝う住民=15日午後0時35分、ひたちなか市枝川
浸水した住宅の後片付けを手伝う住民=15日午後0時35分、ひたちなか市枝川

台風19号の影響で浸水したひたちなか市枝川地区では15日、自治会員たちが集結して被災者宅の災害ごみの搬出作業を先導し、奮闘した。軽トラックで1人暮らし世帯などを回ってごみを回収したり、市と連絡調整したりした。人手が足りない被災者からは感謝の声が上がった。


那珂川沿いで水戸市との境にある同地区には500世帯近くが暮らす。今回は支流の三つの川があふれて一帯は一時床上浸水が発生した。被災家屋では泥水がかぶった家財道具を、地区内の仮置き場2カ所に運ぶ作業に追われた。

同地区を含む計11自治会で構成されるコミュニティー「二中学区地域の輪をつくる会」は、枝川転作推進センターを拠点に被災者宅の後片付けを手伝った。

周辺自治会から約50人がマイカーの軽トラックを持ち寄り、出動要請が入り次第、現場に向かった。また市役所とも連絡調整し、担当職員の作業割り当てを指示するなど、復旧作業の司令塔となった。

関美津子さん(79)方は腰辺りまで床上浸水した。近所住民から連絡を受けたつくる会が駆け付け、畳などを仮置き場に搬出した。関さんは「昨日から片付けているが人手が足りないので、本当に助かる」と感謝した。

1人暮らしの榎戸恵子さん(67)は床上浸水し、自宅2階での生活を強いられている。民生委員からの一報により、つくる会が次々と軽トラックを投入した。榎戸さんは「皆さんに、気に掛けてもらっているのでありがたい」と語った。

枝川自治会長の近藤清二さん(73)は「つくる会では日頃から運動会やイベントを通してつながりがある。歴史的にもお互い助け合っている地域であり、今回も自主的に集まった」と話す。  (斉藤明成)



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