2019年10月18日(金)

台風19号 水害被害の詳細記録を NPOなどが対処法をHPに掲載

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浸水した家屋を修復する際、どんな点に気を付ければ良いのか-。全国約30のNPOやボランティア団体などで構成する「震災がつなぐ全国ネットワーク」は、過去の水害から対処法をまとめた手引「水害にあったときに」をホームページで公開している。台風19号被害の対応で役に立つサイトだ。

被害状況を写真などで詳しく記録するほか、最短でも1カ月間は床や壁を乾燥させることが必要などと指南している。

公開している内容では、被災したら、浸水した事実や深さを住宅の施工業者や大家に伝え、火災保険や共済に加入している場合は担当者に連絡する。火災保険会社が分からない場合は、「自然災害損保契約照会センター」=フリーダイヤル(0120)501331=に問い合わせる。

清掃を行う前に、屋内外の被害の様子や浸水した深さが分かるよう写真撮影し、記録する。屋外は4方向から撮ると良いという。自治体からの罹災証明の取得や保険金請求に役立つためだ。

住宅の被害程度を認定する罹災(りさい)証明は、公的支援を受ける際に必要になる。木造の戸建て住宅の場合、浸水深の最も浅い部分が床上100センチ未満は「半壊」、100センチ以上180センチ未満が「大規模半壊」、180センチ以上が「全壊」となる。自治体による被害の判定に疑問がある場合は、再調査を申し込める。

ぬれた家を放っておくとカビや悪臭が発生するため、床下の泥をかき出して洗った後、消石灰などで消毒する。泥をかき出すために外した床板はすぐにふさがず、扇風機を使うなどしてよく乾燥させる。乾くまでに少なくとも1カ月はかかるという。

このほか、自動車や農業機械はエンジンをかけず、修理工場に連絡。盗難防止のため、しばらく乗らない場合は車検証とナンバーを外す。無料で処分するという人物が現れた場合は悪徳業者の可能性もあるという。

手引を掲載したホームページはhttp://blog.canpan.info/shintsuna/ (小原瑛平)



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