2019年10月20日(日)

台風19号 城里で水戸桜ノ牧高常北校生 泥かき出し、流木撤去

ボランティア、汗だくに

がれきや流木を片付ける県立水戸桜ノ牧高常北校生ら=16日、城里町下圷
がれきや流木を片付ける県立水戸桜ノ牧高常北校生ら=16日、城里町下圷

台風19号の記録的な豪雨により、那珂川からの越水で浸水被害があった城里町では16日、県立水戸桜ノ牧高常北校(同町春園)の生徒38人が、復旧のためボランティア活動に参加。民家の庭先にたまった泥をスコップでかき集めたり、がれきや流木を片付けるなど、汗だくになって作業を行った。

同町では、那珂川の増水により御前山、上圷、下圷、粟、上泉などの地区が浸水。主な公共施設では、道の駅かつら(同町御前山)、かつら水処理センター(同町粟)などが被害を受けた。

同町下圷地区を対象に行われた復旧作業には、生徒20人が振り当てられた。民家の所有者や一般ボランティアと共に、一輪車を使って泥を運んだり、散乱していたがれきや流木を片付けた。

汗だくになって庭先の木の切り株を一輪車に載せていたのは、3年の仲田友輔さん(17)。身長164センチ、体重110キロのがっしりとした体格で、所属していた硬式野球部では3番を打った。

「自分の住む塩子地区は那珂川沿いほど浸水被害はなかった。台風で困っている住民のお役に立てればと参加した」と思いを語る。保育士になるため、来年は専門学校に進学する予定という仲田さん。今回のボランティアについて、「貴重な経験になった。今後も台風などが起きたときには積極的に被災現場に行って、社会の役に立ちたい」と笑顔で話した。

民家の男性(58)は「昭和61年の那珂川洪水をはるかに超える水の量だった」と振り返り、「高校生をはじめ、多くの方々が後片付けの手伝いに来てくれて大変ありがたい」としみじみ話していた。(沢畑浩二)



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