2019年10月21日(月)

《支え合う・台風19号水害》県建設業協会 災害ごみ運搬支援 3市町でボランティア

災害ごみをトラックの荷台に積み込む県建設業協会の会員たち=大子町大子
災害ごみをトラックの荷台に積み込む県建設業協会の会員たち=大子町大子

県内の建設業者でつくる県建設業協会(石津健光会長)は20日、台風19号による浸水被害で発生した災害ごみの運搬ボランティアを始めた。常陸大宮、常陸太田、大子の3市町に県内各支部から大勢の会員が集まり、1週間かけて実施する予定。同日は、会員たちがトラックで常陸大宮と大子の民家や病院、商店を回り、軒先に高く積まれた泥だらけの家具や電化製品を荷台に載せ、災害ごみの仮置き場へ何度も運んだ。

3市町では、被災者自らが災害ごみを仮置き場まで運ぶ必要がある。石津会長は「1人暮らしの高齢者など自分で運べない人たちの役に立ちたい。住民に1日も早く生活再建してもらいたい」と意図を説明した。

大子町では約20人の会員が集まり、町災害ボランティアセンターの指示に従って、3班に分かれて運搬支援を必要とする住民や事業者を回り、災害ごみを回収。約1・2メートルの高さまで浸水したという保内郷メディカルクリニックでは、泥水に漬かった診察室や待合室のソファや机を運搬した。休診している同病院は「早く診療を再開して地元の人に安心してもらいたいと思っている。なかなか自分たちだけでは片付けが進まないので、運搬してもらい本当にありがたい」と話した。

同協会大子支部の大藤博文支部長は「大子で浸水被害は500軒以上。商店街の中では、もう店を畳むしかないと言っている人もいる。地元の人たちに早く正常な生活に戻ってもらいたい」と語った。

同協会は、災害ごみの運搬ボランティアのほか、台風による被災翌日から崩落した堤防や道路の復旧工事を行うほか、ドローンを使った被災地の調査を実施してきた。(三次豪)



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