2019年10月23日(水)

つくば市と筑波大 図書館が連携協定 相互貸し出しや交流行事

つくば市立中央図書館の移動図書館。提携企画第1弾として、11月2日に筑波大イベントが開かれる
つくば市立中央図書館の移動図書館。提携企画第1弾として、11月2日に筑波大イベントが開かれる

つくば市立中央図書館(同市吾妻)と筑波大付属図書館(同市天王台)は22日までにサービス拡充に関する連携協定を結んだ。主に図書の相互貸し出しや交流行事といった新規のサービスを始める。第1弾として、11月に屋外図書館でのカフェや読み聞かせの催しを開き、図書館を通じた交流の場を創出する。大学と自治体図書館の協定は県内初という。

連携では、(1)各図書館の蔵書や資料の相互貸し出し(2)共同事業の企画・実施(3)その他の連携推進-に取り組む。双方の関係者でつくる協議会を立ち上げた。

両館は、それぞれの図書館にある蔵書・資料について利用者がインターネット経由の検索サイトで貸し出しを申し込んだ際、蔵書を配送便で図書館に送り、貸し出す。

これまで両館は、県立図書館が主体の県図書館情報ネットワークに加入。各館資料の他館への貸し出しを行っており、配送便も運行している。しかし資料のやりとりは県立図書館が行うため日数がかかるのが課題で、両館は直接やりとりできる提携に踏み切った。配送便は、市が週6日、市内4カ所で循環して運行しており、筑波大も加える。

市立図書館の柴原徹館長は「大学図書館には専門書があり、市立図書館には小説を含め一般書が多い。相互に補完できるのが提携の利点」と説明した。今後、市内にある他の分館でも申し込みできるようにする。

提携企画の第1弾として、両館は11月2日午前11時〜午後4時、筑波大図書館でイベント「ライブラリーピクニック」を開く。中央図書館の移動図書館による図書貸し出しや、移動カフェでの読み聞かせなど、屋外で読書できる環境を用意し、交流の場をつくる。提携イベントは今後、年2回ほど開きたい考え。

両館は将来的には、市内の他の大学や研究機関も巻き込んで図書相互利用のネットワークを築くことも見据えている。(綿引正雄)



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