2019年10月23日(水)

《支え合う・台風19号水害》常総市 大子町にラジオ200台 生活情報を伝えて

神達岳志常総市長からラジオを受け取った高梨哲彦大子町長、石井邦一県議(右から)=大子町役場
神達岳志常総市長からラジオを受け取った高梨哲彦大子町長、石井邦一県議(右から)=大子町役場

台風19号による久慈川の氾濫で、ラジオが水没してしまった世帯への対策として、常総市は21日、大子町にラジオ200台を届けた。同町では地元のコミュニティー放送局「FMだいご」が情報の伝達手段として機能しており、町は今後、ラジオが必要な世帯に順次配布する方針だ。

同町は、災害時の情報を伝える手段として2013年にFMだいごを開局。町内全ての家庭に緊急告知FMラジオを配布している。

今回の台風被害では、このラジオが水没してしまった世帯があり、町は水害経験のある常総市に相談。同市は備蓄していたラジオを提供することを決め、この日、神達岳志市長が町役場に直接届けた。

FMだいごの局舎は町役場敷地内にあり、床上1・8メートルまで水没したが、県内のほかのFM放送局から機材を借りて復旧。19日夕方の時点で、受信可能エリアは町内全域に戻り、被災者向けの生活情報を繰り返し放送している。

高梨哲彦町長は「大事な物を頂き、大変ありがたい。これで高齢者など災害弱者に生活情報を届けられる」と感謝。同席した石井邦一県議も謝辞を述べた。

神達市長は「4年前に鬼怒川の水害を経験した当市だからこそ、できる支援がある。引き続き、被災地の復旧に向けて協力していきたい」と述べた。(今橋憲正)



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