2019年10月24日(木)

台風19号 県内海岸に大量の漂着ごみ

砂浜を埋め尽くしている大量の漂着ごみ=23日午後、鹿嶋市平井
砂浜を埋め尽くしている大量の漂着ごみ=23日午後、鹿嶋市平井

台風19号の大雨で河川から海に流されたとみられる大量のごみが、茨城県内の海岸や港に漂着している。

鹿嶋市平井の平井海岸では、台風が本県を通過した後、木やビニール袋、漁具などが大量に流れ着いた。同海岸は広い砂浜が特徴だが、足を踏み入れるのが難しいほどごみで覆い尽くされている。市は9月の台風15号から続く災害ごみの対応を優先しており、「費用も含め(海岸を管理する)県と相談しながら対応していきたい」としている。

同海岸の南にある鹿島灘漁港内の船だまりにもごみが流れ込み、漁に影響が出ている。

鹿島灘漁協の横田一将さんは「浮遊ごみが装置に影響して出航できない船もあった。この状況が続くと、漁獲量にも響く」と心配した。沖にも大量のごみが浮遊しており、漁の再開には時間がかかるという。シラス漁を営む同市明石の内野信行さん(69)は「自然相手なので仕方ない」とため息をついた。

神栖市の鹿島港にも河川から流れ込んだ木くずなどごみが浮遊しており、港関係者らが回収作業に追われている。同市東深芝の同港中央船だまり近くに設けられた仮置き場には、集められた漂着ごみが山積みとなっている。今後、周辺企業などでつくる清掃団体が県と調整をしながら処分を進める予定。(藤崎徹、関口沙弥加)



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