2019年10月25日(金)

台風19号浸水家屋に独自支援 知事方針、臨時議会に補正予算 床上1メートル未満対象

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台風19号による大規模な浸水被害などを受け、大井川和彦知事は24日の定例会見で、11月に臨時議会を開いて被災者支援を中心に補正予算を編成する考えを明らかにした。知事は「全力で復旧に力を注ぎたい」とした上で、JR水郡線の復旧が「最大の課題」との認識を示した。被災者生活再建支援法による支援金支給の対象外となる床上1メートル未満の浸水家屋世帯に対し、県独自の支援策を設ける方針も示した。

県は常総市内の鬼怒川が決壊した2015年9月の関東・東北豪雨の際も、同法の対象外となる「半壊」世帯に対し、市町村と折半して一律25万円を支給する独自の制度を設けている。この際も、12月の県議会第4回定例会を待たずに臨時議会を11月に招集し、135億円余りを追加する一般会計補正予算が組まれた経緯がある。

この日の会見で大井川知事は「災害復旧に必要な予算案の準備を進めている。規模は積み上げ中だ」と説明。大規模半壊以上で最大300万円の支援金が受けられる同法による仕組みに対し、「1メートル(未満)では支援を受けられない」として、県独自の支援策に言及した。このほか、農業や中小企業の被災に対しても対策を打つ構えを示した。

大子町内で鉄橋が流失し一部運休しているJR水郡線については、堤防をかさ上げする河川改修とセットで鉄橋を修復する考えを示した。手法は2週間以内に固めてJR東日本に伝えるとした。全線復旧時期に関しては「JRによるところもある。可及的速やかに」と述べるにとどめた。(黒崎哲夫)



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