独創的生け花 高校生腕競う 土浦、初開催
観客の前で花を生け、出来栄えを競う「高校生花いけバトルいばらき大会」が2日、土浦市上高津のイオンモール土浦で初めて開かれた。初心者から華道部員まで8校34人が出場し、県産の切り花や枝物を自由に選んで独創的な作品を即興で仕上げ観客を魅了。県立小瀬高の女子生徒2人のチームが優勝した。
高校生に生け花に親しんでもらおうと、いばらきの花振興協議会が主催した。茨城新聞社など後援。参加者の半数以上が華道経験のない初心者だったが、2人一組の17チームが制限時間5分で作品を作り上げ、華道家ら2人と観客約170人の審査を受けた。
予選はペアで共同作品に挑み、準決勝と決勝に進んだ4チームは1人ずつ作品を披露した。参加者は大ぶりの枝物や珍しい花など、用意された約70品目から花材を選び、高校生らしい自由な発想でてきぱきと花を生けた。
優勝したのは小瀬高3年の大和楓果さん(18)と2年の小野瀬陽香さん(17)。花器を流木に乗せて花を生けた大和さんは「地域の方に花材を用意してもらい練習してきた。貴重な経験ができた」、小野瀬さんは「観客の皆さんにきれいに見えるよう考えて作品を仕上げた」とそれぞれ笑顔で話した。(大貫璃未)
高校生に生け花に親しんでもらおうと、いばらきの花振興協議会が主催した。茨城新聞社など後援。参加者の半数以上が華道経験のない初心者だったが、2人一組の17チームが制限時間5分で作品を作り上げ、華道家ら2人と観客約170人の審査を受けた。
予選はペアで共同作品に挑み、準決勝と決勝に進んだ4チームは1人ずつ作品を披露した。参加者は大ぶりの枝物や珍しい花など、用意された約70品目から花材を選び、高校生らしい自由な発想でてきぱきと花を生けた。
優勝したのは小瀬高3年の大和楓果さん(18)と2年の小野瀬陽香さん(17)。花器を流木に乗せて花を生けた大和さんは「地域の方に花材を用意してもらい練習してきた。貴重な経験ができた」、小野瀬さんは「観客の皆さんにきれいに見えるよう考えて作品を仕上げた」とそれぞれ笑顔で話した。(大貫璃未)