2019年11月7日(木)

住宅や河川敷清掃 日立の高校生ら 水戸と常陸太田を支援

災害ボランティアが浸水被害に遭った住宅の敷地内で清掃作業=常陸太田市松栄町
災害ボランティアが浸水被害に遭った住宅の敷地内で清掃作業=常陸太田市松栄町

台風19号の被災地を支援しようと、日立市社会福祉協議会は6日までに、常陸太田市と水戸市へのボランティアバスを運行し、市内の高校生ら計80人余りが、浸水被害に遭った住宅や漂流物が散乱する那珂川支流の河川敷などで活動した。9日は常陸大宮市内へのバスを運行する予定。

バスの運行による災害ボランティア活動は10月20日と26日に実施した。20日は茨城キリスト教大や明秀日立高の学生・生徒のほか、日立市内の企業に勤める男女計35人が参加。常陸太田市松栄町の被災住宅で、屋内外の清掃作業を行った。

26日は多賀高の生徒23人と、日立市内の企業に勤める男女計46人が参加し、水戸市渡里町の田野川河川敷に散乱した漂流物を集めて分類する作業を行った。

明秀日立高2年の杉山駿汰さん(17)は同校1、2年生8人とともに初めて災害ボランティアとして活動した。被災した住宅の室内や倉庫内で、水に漬かった家財道具や農業用機械の移動や泥を洗い流す作業を行った。

杉山さんは「倉庫内の泥がきれいになったときはうれしかった。被災した人たちが1日でも早く元の生活に戻れたらいいと思う」と気遣った。

多賀高野球部2年の高橋優斗さん(16)は同部員15人とともに参加。同校3年の和田圭介さん(18)は初めて災害ボランティアとして活動した。

高橋さんと和田さんらは河川敷を歩きながら、大小さまざまな漂流物を拾い集めた。ソファや洗濯機など大型の漂流物も多く、運ぶのに苦労したという。高橋さんは「身近な地域が被災し、災害の怖さを改めて感じた」といい、和田さんは「被災地での経験を今後の生活や仕事に生かしたい」と話した。(斎藤敦)



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