2019年11月13日(水)

台風19号 し尿施設、早期復旧を 大子町長、知事に要望書

大井川和彦知事(中央)に要望書を手渡す高梨哲彦大子町長(左)と石井邦一県議
大井川和彦知事(中央)に要望書を手渡す高梨哲彦大子町長(左)と石井邦一県議

台風19号の被害に関し、大子町の高梨哲彦町長は12日、水戸市笠原町の県庁を訪れ、町営のし尿処理施設「町衛生センター」の早期復旧に向けた要望書を大井川和彦知事に手渡した。

大子町は県内で唯一公共下水道が整備されておらず、家庭から出るし尿の処理施設は重要なインフラの一つ。同センターは台風19号で浸水被害を受け、現在停止している。高梨町長はこの日、仮に土地をかさ上げして現在地に新築した場合は約35億円が必要となる試算を示し、「一般会計が90億〜100億円の町には厳しい。現在の施設の耐用年数もあと5年ほどしかなかった」と説明した。

大井川知事は、環境省の復旧補助を使うには「町が方針を早急に示さないと交渉にならない」と対応を急ぐよう促すとともに、「大子町の正念場。必要ならすぐ国に要望しに行く」と応じていた。

町は同センターが復旧するまでの間、周辺自治体などに処理を委託して対応している。ただ、復旧には年単位の時間がかかる上、「施設はプラントなので、機械設備を動かしてみないと復旧できるか分からない部分もある」(町長)としている。(黒崎哲夫)



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