茨城県表彰、49人12団体 柳沢さん、佐々木さん栄誉賞
茨城県勢発展に著しい功績があった個人、団体をたたえる県表彰式が13日、水戸市笠原町の県庁で開かれた。睡眠に関する研究で世界的に知られる筑波大教授の柳沢正史さん(59)=つくば市、イネの遺伝情報解析研究に携わる東京農業大教授の佐々木卓治さん(72)=同=の2人に県民栄誉賞を授与するなど、49人12団体に表彰状と記念品が贈られた。
式典で大井川和彦知事は「高い見識と豊かな経験を発揮され、県づくりにご協力を」と祝意を表した。受賞者を代表し柳沢さんが「基礎研究は何の役に立つか後になってみないと分からない。つくばで世界中の健やかな眠りに貢献する活動を続けたい。県民であることを心から誇りに思います」と謝辞を述べた。
式典終了後、佐々木さんは「大変うれしい。研究が世界の人口増加、食料問題に貢献できれば」と話した。
現行の県表彰は1994年度に始まり、県民の日に合わせて表彰式を開いている。本年度は特別功労賞にプロレーサーの山野哲也さん(54)=守谷市、知事奨励賞にスポーツクライミング選手の森秋彩さん(16)=つくば市=などが選ばれた。「特別功績者」の該当はなかった。(黒崎哲夫)
式典で大井川和彦知事は「高い見識と豊かな経験を発揮され、県づくりにご協力を」と祝意を表した。受賞者を代表し柳沢さんが「基礎研究は何の役に立つか後になってみないと分からない。つくばで世界中の健やかな眠りに貢献する活動を続けたい。県民であることを心から誇りに思います」と謝辞を述べた。
式典終了後、佐々木さんは「大変うれしい。研究が世界の人口増加、食料問題に貢献できれば」と話した。
現行の県表彰は1994年度に始まり、県民の日に合わせて表彰式を開いている。本年度は特別功労賞にプロレーサーの山野哲也さん(54)=守谷市、知事奨励賞にスポーツクライミング選手の森秋彩さん(16)=つくば市=などが選ばれた。「特別功績者」の該当はなかった。(黒崎哲夫)