2019年11月16日(土)

水郡線流失鉄橋 かさ上げし復旧 JR水戸支社

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台風19号の影響で流失したJR水郡線袋田-常陸大子間の久慈川に架かる鉄橋について、JR水戸支社の雨宮慎吾支社長は15日、定例会見で「同じ高さで架けると再び被災する懸念がある」として、復旧に伴い河川改修を求めずに鉄橋をかさ上げする考えを示した。現在、新たな鉄橋の設計を進めており、「(河川を管理する)県と協議をしながら早期に、かつ安全に復旧したい」と述べた。

鉄橋が流失時、久慈川の水位は約7メートル上昇し、橋桁に濁流が到達していた。鉄橋付近では、明治時代にも同じ規模の水害があったという記録があり、雨宮支社長は「流失前より桁下をとって高く復旧したほうが、安全面で良いのではないか」と話した。

大井川和彦知事が12日の定例会見で、流失箇所の河川改修について「当面必要ない」との認識を示したことについて、雨宮支社長は「早期復旧したい思いはわれわれも一緒」とした上で「あくまで当社の災害復旧工事としてやっていく」と説明した。

復旧までの期間はこれまでと変わらず「年単位」としている。

水郡線は西金-常陸大子間で不通となっており、バスによる代替輸送が続いている。 (長洲光司)



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