2019年11月21日(木)

宇宙ビジネス呼び掛け 秋葉原でサミット 県内4社が活動紹介

県が推進する宇宙ビジネスの事業化を後押しするイベント「いばらき宇宙ビジネスサミット2019 in TOKYO」が20日、東京・秋葉原で開かれた。小型衛星や洋上ロケット、観光などを手掛ける県内関係の宇宙ベンチャー4社がそれぞれ取り組みを紹介し、来場者に共同開発や出資を呼び掛けた。


サミットは8月につくば市内で開いたところ好評だったことから、今回は都内で開催し、宇宙ビジネスに関心を持つ起業や投資家ら約120人が集まった。

「ASTROCEAN(アストロオーシャン)」(つくば市)は日本初となる小型ロケットの洋上打ち上げを今年3月、千葉県内で成功させた。低価格のロケット発射を売りにしており、森琢磨CEOは本県の洋上や霞ケ浦での発射を目指すとともに、学生向け中心の事業を拡大していく方針を話した。

「SAgri(サグリ)」(同市)の坪井俊輔社長は「農業の課題をテクノロジーで解決する」として人工衛星を使った土壌分析をはじめ、耕作放棄地の把握や農地の格付けなども展開していくと語った。

筑波大発ベンチャーの「ワープスペース」(同市)は常間地悟CEOがドイツからネット回線でプレゼン。小型衛星を打ち上げ、レーザー光を使った「光空間通信」技術で衛星通信の隙間を埋める事業を探る。

「Yspace(ワイスペース)」(同市)の田中克明共同代表は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターのある同市で「AR(拡張現実)やVR(仮想現実)技術を使った観光ツアーを通し、茨城の魅力度を上げたい」と宇宙観光ビジネスに意気込みを示した。(黒崎哲夫)



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