2019年11月23日(土)

古河・総和南中 台風19号、復旧手伝い被災地支援

栃木2市でボランティア

校庭に堆積した土砂を取り除くボランティア活動を行う総和南中の生徒たち=栃木県鹿沼市(同校提供)
校庭に堆積した土砂を取り除くボランティア活動を行う総和南中の生徒たち=栃木県鹿沼市(同校提供)

台風19号の被災地を支援しようと、古河市立総和南中学校(同市磯部、森田泰司校長)がボランティアを募り、栃木県の2市で復旧活動を手伝った。生徒会の呼び掛けに応じた生徒や保護者、教員たちが、2日間で計101人参加。民家や学校の泥を運び出すなどの作業に汗を流した。

ボランティア一行は10日に佐野市、17日に鹿沼市を訪問。両日とも約4時間にわたり復旧作業を行った。佐野市では4班に分かれて浸水した民家を訪れ、床下に流れ込んだ泥をすくい、袋に入れて屋外に運び出したり清掃をしたりした。崖崩れの被害を受けた鹿沼市立粕尾小学校では、堆積した土砂を取り除いた。

総和南中は台風接近時に指定避難所となり、一部の生徒や保護者が避難。その経験などから「困っている地域の役に立ちたい」と、生徒会がPTAや学校と連携して参加者を募った。費用は学校が全て工面した。

参加者は活動を通じてボランティアへの関心を高めるとともに、復興半ばの現場を目の当たりにして災害の怖さを体感した様子。体験後は学校に「個人で行くには一歩が踏み出せずにいた。これからも個人で積極的に参加したい」「復興の大変さを知る良い機会だった」などと感想が寄せられた。

森田校長は「体験を通じて親子共に成長したと思う。災害時の自助の意識、人のために頑張る気持ちなどに生きる。学校としてはぜひ、またやりたい」と述べた。(溝口正則)

被災した民家の泥を取り除く総和南中の生徒や保護者たち=栃木県佐野市(同校提供)
被災した民家の泥を取り除く総和南中の生徒や保護者たち=栃木県佐野市(同校提供)


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