2019年11月27日(水)

大洗・県職員向け保養所 IHSに売却へ

1億2000万円 改装、ホテル継続

売却が決まった「オーシャンビュー大洗」=大洗町東光台
売却が決まった「オーシャンビュー大洗」=大洗町東光台

11月30日で営業を終了する大洗町東光台の県職員向け保養所「オーシャンビュー大洗」の売却先が、同町で大洗ホテルを運営するIHS(竹内順一社長)に内定したことが26日、分かった。売却額は1億2千万円。関係者によると、施設は大洗ホテルの関連施設としてアッパーミドル層向けに改装し、ホテル事業を継続する計画となっている。

県は売却関連議案を12月開会の県議会第4回定例会に提案する予定。売却の仮契約を今月既に済ませ、議案が可決されれば12月に本契約を結び、来年4月に土地建物を引き渡す。公募には県内2社、県外2社の計4社が応じ、IHSの案が選ばれた。

施設は地方職員共済組合県支部が運営。松林に囲まれた同町の高台にある。1994年、県職員向けの旧保養所を約30億円かけて計28室の宿泊施設にリニューアルした。本館は地下1階地上5階建て5150平方メートル、土地は計1万6592平方メートル。職員の福利厚生目的や会議だけでなく、一般の利用もできる。

東日本大震災の被害を受け、県は2016年から大規模修繕を実施したものの、赤字が続いていたほか、築25年が経過して設備の老朽化が進み、経営環境が厳しさを増したため売却を決めていた。

同組合管理の宿泊施設や保養所は減少が続き、現在全国に20施設となっている。

同支部事務局の県総務事務センターによると、評価額に市場性を加味し、施設の最低入札価格は1億1550万円に設定していた。正職員9人を含め10月時点で42人いた職員は整理解雇の上、再就職先をあっせんする。(黒崎哲夫、磯前有花)



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