2019年12月2日(月)

河川増水時の課題確認 利根川下流減災対策協 台風19号対応報告も 千葉・香取市

台風19号の影響や報告された課題などが話し合われた=千葉県香取市
台風19号の影響や報告された課題などが話し合われた=千葉県香取市

利根川下流域の自治体などで構成する「利根川下流域大規模氾濫に関する減災対策協議会」が11月25日、千葉県香取市の水の郷さわらで開かれ、台風19号の影響で増水した河川の対応や今後の要望などが話し合われた。

同協議会は、2015年の関東・東北豪雨により、鬼怒川などで大規模な浸水被害を受けて設立され、国交省や茨城・千葉の23市町などで構成している。今年の協議会は5月にも行われているが、台風19号で大きな被害が出たことで改めて開催された。

この日は、台風19号に際しての降水量や利根川の各水位観測所での水位、各自治体が対応状況を説明したほか、「エリアメールなどの発表で住民からの問い合わせが殺到して混乱した」「近隣市町村との連携ができていない」など、関係各機関から報告があった課題なども紹介された。

出席者からは「『はん濫危険水位を越えた』という情報が、堤防を越えたととらえる住民もおり、より分かりやすくしてほしい」「(本流の水量が増すことで支流の水が流れ込めずに水位が上がる)バックウオーター現象への対策をしっかりしてもらいたい」などの要望が出た。

国交省関東地方整備局利根川下流河川事務所の井口和夫副所長は、「きょう頂いた意見を取りまとめ、今後の協議会で活用していけるよう取り組んでいきたい」と話した。(石川孝明)



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