2019年12月3日(火)

台風19号被害 仮設住宅入居始まる・大子 県内避難所全て閉鎖

職員から住居の説明を受ける仮設住宅入居者の高橋利文さん(右)=2日午前、大子町大子
職員から住居の説明を受ける仮設住宅入居者の高橋利文さん(右)=2日午前、大子町大子

大子町で2日、台風19号で住宅被害を受けた住民を対象にしたプレハブ型応急仮設住宅への入居が始まった。被災者は生活再建に向けて新たな一歩を踏み出した。

仮設住宅は大子地区に10戸、袋田地区に5戸が完成した。入居人数により1DK、2DK、3Kの3通りの間取りがあり、いずれも流し台や風呂、トイレ、エアコンなどが設置されている。

同日、町から鍵を受け取ったのは、大子地区に住む高橋利文さん(54)。職員から2DK(約30平方メートル)の部屋の仕様や電気などの説明を受け、「住まいが決まり一安心」と、ほっとした様子。部屋を見渡し「兄と2人で住むのに、満足している」と話した。

高橋さんの自宅は町の中心部にあり、床上60センチの浸水に見舞われ、被災後は次兄の家で暮らしてきた。「自宅を修繕して、もう一度住みたい。住むまでに時間がかかるので、仮設入居を決めた。半年ぐらいで何とかしたい」と語った。

仮設住宅の入居予定者は2日現在、6世帯11人。空きが多く、町は今後も潜在需要の掘り起こしに力を入れる。 (蛭田稔)




県災害対策本部は2日、台風19号の被害による県内の避難所が2日、全て閉鎖されたと発表した。同本部によると、同日午前10時、水戸市の避難所にいた2世帯2人が退所した。大子町の避難所も11月30日に1世帯2人が退所したことで、閉鎖されていた。

県内の避難所は一時34市町村に436カ所開設され、10月13日午前11時現在、29市町村で2万1832人が避難した。



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