2019年12月3日(火)

大子町・常陸大宮市 台風19号 ごみ処理費膨大に

復旧へ30億円規模補正 

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台風19号で被災した大子町と常陸大宮市は、12月定例議会に提出する本年度一般会計補正予算案に、災害復旧関連として、共に約30億円を盛り込んだ。それぞれ約1万4000トン発生している災害ごみの処理費が膨大で、農地や農業施設、道路などの復旧も含め、両市町は「今後も災害補正額の追加は続く」と話している。

大子町の災害復旧対応は29億4100万円で、このうち13億4300万円は専決処分。災害ごみ処理に2億4400万円、道路・橋りょう・河川に4億6400万円、農林業施設に1億500万円、被災家屋の修理など生活再建に1億9500万円。新たに計上したのは15億9800万円。災害ごみ処理関連に12億1100万円、用水路や田畑の土砂撤去などに1億7700万円、道路補修などに1500万円を追加した。町議会は4日開会する。

一方、常陸大宮市は31億1500万円を盛り込んだ。災害ごみ処理に23億7400万円と80%近くとなり、農地・農業施設復旧に4億3600万円、道路補修に1億1200万円などとなる。既に、災害復旧は11月12日の市議会臨時会で、災害ごみ処理や農業施設などに、9億1600万円の専決処分を承認。被災者生活再建に向けた支援など1億5900万円の補正予算案も可決しており、災害復旧は41億9000万円に上る。市議会は9日開会する。

大子町では現在でも災害ごみが「1日平均、車30台分が運ばれる」(生活環境課)と処理費は増え続けている。常陸大宮市も農地の土砂撤去、中小企業支援などがあり、今後も災害復旧予算は追加されそうだ。 (蛭田稔)



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