2019年12月3日(火)

川底掘削し水位低下 那珂・久慈川国交省調査委 堤防かさ上げ、拡幅へ

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台風19号で那珂川と久慈川の堤防が決壊した原因究明と復旧方法を検討する国土交通省関東地方整備局の「那珂川・久慈川堤防調査委員会」(委員長・安田進東京電機大名誉教授)の第3回会合が2日、さいたま市内で開かれ、川底を掘って水位を低下させた上で、堤防の補強やかさ上げ、拡幅などを講じる復旧方針をまとめた。来年夏の出水期までに完了を目指す。

調査委は、堤防決壊の主要因を、川の水が堤防の上をあふれ出る「越水」と結論付けた。復旧方針については、川底の掘削を基本とし、堤防のかさ上げと拡幅を行う。堤防のり面にブロックや遮水シートなどを設置したり、堤防の一番高い部分「天端」を舗装したりすることも確認した。

一部の決壊箇所は越水に加え、川の水が地盤に浸透して堤防が壊れる「パイピング破壊」や、河川側の堤防を削る「浸食」の可能性もあるとして、鉄板を埋め込む工事も実施する。

会合後、安田委員長は「決壊箇所だけでなく、上流や下流を含め、全体で弱点がないようにすべきだ」と話した。 (高岡健作)



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