2020年1月12日(日)

つくば・並木中教校生がスマホアプリやシステム開発

まばたきで簡単会話アプリ、映像の動きをデータ化するシステム

19日に行われる「IBARAKI ドリーム・パス事業」の実践活動発表会に出場する並木中等教育学校の生徒たち=つくば市並木
19日に行われる「IBARAKI ドリーム・パス事業」の実践活動発表会に出場する並木中等教育学校の生徒たち=つくば市並木

■水戸で19日実践発表
理数教育に力を入れるつくば市並木の県立並木中等教育学校(中島博司校長)の生徒が、スマートフォンアプリやシステムなどの開発を進めている。7人(5チーム)が多様な研究開発に取り組み、19日に行われる「IBARAKI ドリーム・パスAWARD」の実践発表に向け、最終調整に入っている。

始まりは昨年の夏。県が高校生を対象に、本年度新たに取り組む「IBARAKI ドリーム・パス事業」を知った大村千博教諭が、顧問を務める科学研究部の生徒たちに参加を持ち掛けた。

同事業は「起業家精神」を育むことを目的に、課題発見から企画・実践までを高校生が行う。同校は、以前から生徒が興味ある分野での研究開発をサポートしており、アプリやロボット、システム開発を行う生徒が参加を決めた。

柴沼纏(まとい)さん(中学3年)は、スマートフォンのカメラ機能を活用し、まばたきなど微細な動きから会話ができるアプリ「あなたとしゃべりたいα」を開発した。きっかけは、病気で寝たきりになった祖母。「意識はあるのに言葉やジェスチャーで伝えられない。簡単に会話ができるツールを開発したい」と思い付いた。

チームで取り組む、いずれも高校1年の成瀬宏亮(ひろあき)さん、高橋伊織さん、西村陽向(ひなた)さんは、映像から人物などの動きを3Dで読み取り、データ化するシステムを開発中。3人は「約8割は完成したが後は未知数。市販のゲーム機を活用してハードウエアの拡張性を上げられるのでは」とさらなる機能性向上に意欲を燃やす。

19日は、水戸市内で県内の高校15チームがこれまでの活動・成果を発表する。当日は、企業や行政機関なども参加し、相応するチームと団体のマッチングが行われる予定。(新川晴香)

スマートフォンアプリ「あなたとしゃべりたいα」を開発した柴沼纏さん=つくば市並木
スマートフォンアプリ「あなたとしゃべりたいα」を開発した柴沼纏さん=つくば市並木


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