2020年1月12日(日)

東海第2再稼働 署名活動スタート 県民投票求め市民団体、県内5カ所で

街頭署名活動を行う「いばらき原発県民投票の会」の鵜沢恵一共同代表=JR勝田駅前
街頭署名活動を行う「いばらき原発県民投票の会」の鵜沢恵一共同代表=JR勝田駅前

日本原子力発電(原電)東海第2原発の再稼働の賛否を問う県民投票の実現を目指す市民団体「いばらき原発県民投票の会」は11日、県民投票条例制定を求める大井川和彦知事への直接請求に必要な署名集めを本格的にスタートさせた。駅前や農産物直売所など県内5カ所で街頭署名活動を実施。同団体メンバーらが通行人や買い物客らに署名を求めた。


この日は、ひたちなか、笠間、牛久、石岡、土浦の5市で活動を展開し、原発が立地する東海村の隣のひたちなか市ではJR勝田駅前で日中の約1時間取り組んだ。同団体メンバーと署名集めを行う「受任者」が、駅利用者らに署名を呼び掛け、足を止めて熱心に説明を聞く通行人がいた一方、素通りする通行人も多かった。

同駅前ではこの日、19筆の署名が集まった。「自分の意見を反映してほしい」との思いで署名したのは、ひたちなか市の男性会社員(44)。実家が東海第2原発に近いことから「原発に対して考えることが多い」と語った。笠間市の高専生(19)は「原発は遠い存在。再稼働すべきかどうか分からない」と話しながらも署名。「県の問題は県民の意見を聞かなければいけない」と話した。

同駅前の活動を担当した鵜沢恵一共同代表(60)は「反応は予想通りで、半分は関心が薄い感じだったが、活動を通じて(東海第2原発の再稼働問題について)知ってもらうことが大切。できることをやっていく」と話した。

同会は12日も県内各地で街頭署名活動を行う。

署名数の目標は、2カ月間で直接請求に必要な有権者総数の50分の1(昨年12月1日現在で4万8662筆)以上の5万筆。規定数が集まれば署名を知事に提出する。6月の県議会定例会への上程を目指す。(三次豪)



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