2020年1月15日(水)

事故偽装、保険金詐取疑い 3件1500万円 茨城県警、男女19人逮捕

自動車保険金詐欺事件で偽装事故の現場となった交差点付近=つくば市大曽根
自動車保険金詐欺事件で偽装事故の現場となった交差点付近=つくば市大曽根

交通事故3件を偽装し自動車保険金計約1500万円をだまし取ったとして、土浦、つくば中央、つくば北の3署と県警交通指導課の合同捜査班は14日までに、詐欺の疑いで、つくば市鹿島台、中古車販売業、八田信瑛(33)と同市上河原崎、介護施設職員、宮本健司(36)の両容疑者ら県内に住む22〜52歳の男女19人を逮捕し、水戸地検土浦支部に送致した。同事件では既に詐欺罪で14人が起訴され、うち両容疑者は2回起訴された。容疑について17人が認め、2人が否認している。県警は八田容疑者が主犯とみて調べている。

逮捕容疑は八田、宮本両容疑者が2017年5月10日と18年8月4日、同11月28日の3回にわたり、土浦市やつくば市の市道交差点で、それぞれ別の容疑者5〜6人(重複含む)と共謀し、わざと車同士の衝突事故を起こし、警察官にうその届け出をした上、保険会社に虚偽報告するなどして慰謝料や休業損害補償、整骨院施術費などの自動車保険金計約1500万円をだまし取った疑い。

このうち18年8月4日の偽装事故では、牛久市ひたち野東1丁目、柔道整復師、高田博美容疑者(46)が3人と共謀し、3人が事故でけがをしたとして、高田容疑者が営む整骨院で施術したように装い、その費用約80万円をだまし取った疑い。

同課によると、同年11月28日の偽装事故による請求を不審に思った保険会社から情報提供があり、捜査を進めていた。県警は3件の偽装事故とも八田容疑者を中心に計画されたとみている。宮本容疑者らが車を運転し、交差点に止まっていた別の容疑者4〜5人が乗る車に衝突する手口だった。保険金は宮本容疑者が契約する、それぞれ別の保険会社が支払った。宮本ら複数の容疑者は八田容疑者から借金があった。



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