2020年1月28日(火)

雨情しのび童謡披露 北茨城 没後75年、声楽グループ

没後75年に合わせ野口雨情をしのんだコンサート=北茨城市磯原町磯原
没後75年に合わせ野口雨情をしのんだコンサート=北茨城市磯原町磯原

北茨城市出身で数々の童謡を残した野口雨情が亡くなってから27日で75年を迎えた。雨情の人柄と業績をしのぶコンサートが同日、同市磯原町磯原の雨情生家・資料館で開かれ、地域住民や童謡ファンら約70人がソプラノの歌声や楽器演奏に聞き入り、童謡の世界に浸った。

声楽グループ「ローゼの会」(日立市、戸来和子代表)が主催。戸来代表がキーボードを担当し、ソプラノの鈴木啓子さん、川上茉梨絵さん、フルートの高信真由美さんが出演した。

戸来代表が曲の特徴や込められた思いなどを解説しながら、「青い眼の人形」「兎のダンス」「雨ふりお月さん」といった計17曲を披露。最後には「七つの子」と「シャボン玉」を会場全体で合唱した。

近くに住む野口カヲルさん(76)は「ソプラノの素晴らしい声と演奏で、普段聞く童謡とは違う雰囲気なのでとても良かった。初めて聞いた曲もありみんな聞き入っていた」と話した。

雨情の孫で生家資料館代表の野口不二子さん(77)は「心を込めて歌っていただき、雨情も喜んだと思う。次は80回忌に向けてまた地域の皆さんと(歴史を)つないでいきたい」と語った。

雨情は1882年、当時の磯原村に生まれ、1919(大正8)年に児童雑誌「金の船」で童謡作品を初めて発表して以降、今も歌い継がれる名曲を世に送り出した。詩や民謡なども含めて約2800の作品をのこし、45年1月27日にその生涯を閉じた。(小原瑛平)



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