2020年2月2日(日)

「説明ない」「データ古い」 再編病院公表に県と24市町村が不満

【AD】

県内自治体は、再編・統合議論が必要だとして国が病院名を公表したことに、全44市町村のうち24市町村と県が「不満」「やや不満」と回答した。「事前に十分な説明がなく地域に不安が広がった」(土浦市)、「医療機関の役割は診療実績のみでははかれない」(東海村)と反発の声が上がった。

県内で病院名が公表されたのは、実質的には笠間市立病院(笠間市)▽水府病院(水戸市)▽村立東海病院(東海村)▽霞ケ浦医療センター(土浦市)の4病院だった。

公表を「妥当」「おおむね妥当」としたのは7市町で、残りは「その他」や無回答だった。独自の分析に基づく国の公表基準にも、県と20市町村が「不満」「やや不満」と回答、「妥当」「おおむね妥当」の8市町村を上回った。県は「分析に用いた診療実績データは時点が古いなどの不備があり、実態を捉えた分析となっていない」と批判した。

病院の再編・統合や病床数見直しを促す国の方針には、県と20市町村が「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答し、「反対」「どちらかといえば反対」の14市町村を上回った。賛成派は「人口減少・高齢化で求められる医療機能が変化し、開業医の高齢化・後継者不足も考慮すると見直しは必要」(北茨城市)などと一定の理解を示した。(戸島大樹)



次の記事:県立こども病院の看護補助者など44人感染 公立校教員や男児も

全国・世界のニュース

2020 年
 12 月 3 日 (木)

メニュー
投稿・読者参加
サービス