2020年2月14日(金)

茨城県の20年度予算案 観光の魅力向上策が柱 水族館や植物園改修

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茨城県の2020年度当初予算案の概要が13日、県議会主要会派への事前説明で明らかになった。県大洗水族館(大洗町)のジンベエザメ展示に向けた施設設計や、県植物園(那珂市)の改修計画など、観光の魅力向上策が柱となる。常陸牛やサツマイモの増産とブランド力アップの強化対策も盛り込まれた。一般会計の規模は前年度当初比2・4%増の1兆1630億円程度となる。昨年10月の消費税増税や災害復旧工事などを受け、15年度当初を超え過去最大となる見通しだ。

ジンベエザメの展示施設は、20年度予算案の目玉の一つとして県が昨年12月末に概要を発表した。水族館の駐車場に、国内最大級となる水量約8千トンの室内水槽を備えた「ジンベエザメ館」(仮称)の建設を予定する。20年度に設計に着手し、関連予算3億4700万円を計上する。22年度末にオープンする計画で、並行してサメの確保と育成も進める。

県植物園は1981年開園。現在、約600種5万本の植物がある。今回、隣接する「県民の森」とともに在り方を見直し、老朽化した施設の改修と魅力向上を図るため2千万円を計上して計画策定に着手する。

農産物のブランド力向上については、県銘柄和牛「常陸牛」の優良繁殖雌牛の導入支援として1億5500万円を盛り込む。干し芋や焼き芋などの原料となるサツマイモの生産拡大を図るための農家支援策も拡充し、15億3千万円を計上する。県産の子牛やイモがいずれも不足気味で、増産を支援することでブランド力アップにつなげる。



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