2020年2月23日(日)

野生サクラ10種紹介 県自然博物館 拡大模型、パネルも

野生のサクラを紹介する拡大模型=県自然博物館
野生のサクラを紹介する拡大模型=県自然博物館

日本の春を彩るサクラにスポットを当てた企画展「さくら展 まだ見ぬ桜(きみ)に逢(あ)いに行く」が22日、坂東市大崎の県自然博物館で開幕した。新種のクマノザクラを含む野生のサクラや、ソメイヨシノなど人の手が加わった栽培品種のサクラを並べるほか、高さ約6メートルのケイオウザクラを開花した状態で館内に長期間展示する。同館は「博物館にとって大きな挑戦。期間中はいつでもケイオウザクラが咲いている。ぜひ花見を楽しんで」と来館を呼び掛けている。6月7日まで。

同展では、野生のサクラ10種の特徴をパネルや拡大模型で紹介。2016年に和歌山県内で発見されたクマノザクラは、淡紅色の花弁と無毛の花柄(かへい)、短い花序柄(かじょへい)などが特徴。このほかにもヤマザクラやカスミザクラなどの特徴を知ることができる。また、高萩市出身の植物学者、松村任三らが採集したタカネザクラの標本など貴重な資料も並ぶ。

この日は、企画展開幕を記念してクマノザクラを発見した森林総合研究所の勝木俊雄さんらが、博物館敷地内にクマノザクラを植樹した。同展チーフの日向(ひなた)岳王(たけお)主任学芸主事は「野生のサクラから作られた栽培品種があることを知ってほしい。拡大模型も精巧にできているので、見てもらえたら」と話した。(小室雅一)



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