2020年3月7日(土)

大洗町、海水浴場を一部縮小 20年度から 震災後客数が低迷

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大洗町は6日、夏季の海水浴エリアを縮小する方針を定例会の2020年度当初予算案質疑で明らかにした。同町磯浜町の大洗海岸にある4カ所のエリアを2カ所に減らし、同町大貫町の大洗サンビーチでは一部縮小してサーフィンができるエリアとする。東日本大震災以降、海水浴の入り込み客数は低迷しており、経費削減を図る考え。

今年の同町の海水浴期間は、7月18日〜8月23日となる見通し。大洗海岸ではホテル群の間にある「平太郎浜」と、県立児童センターこどもの城下の交差点周辺の「うし磯」の2カ所を開設する。大洗観光協会の周辺の「さらし」と、レストランメヒコ大洗店に近い「銀流」は開設をやめる。

大洗サンビーチでは6基設置する監視塔を、南側で1基減らす。従来、海水浴場として開設する第1・第2サンビーチでは、午前8時〜午後4時にサーフィンを禁止してきた。今回、縮小したエリアは利用可能にする。町商工観光課によると、同ビーチは沖に堤防があるため比較的波が小さく、初心者でも利用しやすい。ビーチ南側に接するエリアは期間中もサーファーに開放しており、エリアが広がることで、「初心者から中級者まで波が選べる。利用者の増加が期待できる」(担当者)。

同町の海水浴客数は、震災前の2010年度と比べると、19年度は3割程度の19万3300人。近年は異常気象の影響やレジャーの多様化も進んでおり、伸び悩んでいる。海水浴エリアの縮小で、監視員など人員や、海水浴場の整地にかかる費用などを削減したい考え。同課は「今年の縮小をベースに、今後の(開設)エリアを計画していく」としている。(磯前有花)



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