2020年3月12日(木)

《新型コロナ・感染拡大防止》鹿行地域で子育て助け合いの輪広げよう アプリ、活用呼び掛け

「ママサポ」前田さん

子育て共助にアプリ「子育てシェア」の登録を長女と呼び掛ける前田友美さん
子育て共助にアプリ「子育てシェア」の登録を長女と呼び掛ける前田友美さん

新型コロナウイルスの感染防止策として全国の小中高校が臨時休校している中、地域の親同士をつないで子育てを助け合うマッチングアプリ「子育てシェア」が都市部を中心に注目を集めている。鹿行地域で助け合いの輪を広げようと、同地域唯一の認定共助サポーター、前田友美さん(32)=鹿嶋市=は、同アプリの活用を呼び掛けている。

子育てシェアは、地域共助に取り組むAsMama(アズママ、本社横浜市)が2013年から運用を始めた。知人であることを前提に子どもの送迎、託児を依頼したい人と、支援する人を結び付けるアプリ。子どもの衣類や遊具の譲渡、貸し借りの相手を探すこともできる。同社によると2月末時点で登録者は約7万3千人。政府が休校要請を出した直後の1週間は新規の登録者が急増したという。

前田さんはバランスボールのインストラクターで、2歳と1歳児の母。アプリは昨年登録し、千葉県でバランスボールの教室を開く際、アプリを利用して現地で託児を依頼した。「転勤族で周囲に頼れる人がいなかったので助かった」と振り返る。

ただ、アプリの登録者は東京都の1万6千人、千葉県の6千人に対し、本県では約530人。鹿嶋市では数える程度しか登録しておらず、活用が難しいのが現状だ。

前田さんは地元でも多くの人にアプリを知ってもらおうと、今年に入り同社の研修を受け、認定共助サポーター「ママサポ」になった。ママサポは、アプリ登録者が安心して頼り合える環境づくりをするため、利用相談や広報活動などを担う。前田さんは「人と人が出会って相談することで、助け合うことができる」と現在、市を通じて子育て支援活動を行うNPO法人、ボランティア団体などに協力を求めている。

同アプリへの登録料は無料。送迎と託児の依頼には、1時間500〜700円(交通費、食費別)の料金が設定されている。託児中などの事故に対しては、保険が適用される。風邪や新型コロナウイルス等の感染症は対象外。(藤崎徹)



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