2020年3月19日(木)

《新型コロナ》茨城、3例目は阿見の50代男性で重症 タイから帰国、高熱 2例目男性はつくばの学生

茨城県は19日、県内3例目となる新型コロナウイルス感染者について、患者は阿見町在住の会社員の50代男性と発表した。男性は感染症指定医療機関に入院中で、重症という。男性は15日に旅行先のタイから帰国し、40度以上の発熱などの症状が出た。併せて、県内2例目の感染者の20代男性はつくば市在住の大学生と発表した。

大井川和彦知事が19日に記者会見を開き、明らかにした。

県によると、3例目の阿見町の50代男性は今月7〜15日にタイを旅行。15日に成田空港に到着し、自家用車で帰宅した。帰国前から寒気などの症状があり、帰国後に40度台の発熱やせき、頭痛、全身倦怠(けんたい)感などの症状が出た。

17日に自家用車で近くの診療所を訪れ受診した後、診療所からの紹介で「帰国者・接触者外来」の別の病院を改めて受診。感染の疑いがあるとして18日に県衛生研究所でPCR検査を実施した結果、同日夜に陽性と確認された。高熱などで重症だが、意識はあるという。基礎疾患はなかった。

男性の感染経路について県は旅行中に感染した可能性が高いとみている。男性は妻と2人家族。県は妻以外の濃厚接触者を調査しており、確認でき次第、健康観察を行う。

県内2例目の患者の男子大学生の行動歴も発表された。学生は今月1日に出国し、2〜9日はスペインを旅行。9〜13日はフランスを訪れ、この間に友人の大学院生1人=県内在住=と合流した。

14〜15日はベルギーからフランスを回り、この間に発熱などの症状が出て16日に成田空港に到着した。19日現在、学生は指定医療機関に入院中だが、熱もなく体調は回復している。県は学生と同居の両親、旅行に同行した大学院生の計3人についてPCR検査を19日に実施、全員陰性と判明した。

県内の感染者は計3人となり、イタリア出張後に県内1例目として確認された30代男性を含め、全員海外から帰国後に感染が確認されている。県は同日、1例目の男性の濃厚接触者2人が新たに判明し、PCR検査の結果いずれも陰性だったと発表した。

大井川知事は会見で「全て感染経路が(海外渡航中と)はっきりしている。県内で一般の方同士の感染が広がっている状況ではない」と強調した。(戸島大樹)



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