2020年3月20日(金)

茨城県内小学校で卒業式 教員ら演奏贈る「思い出に残るように」

教諭のバンド演奏が流れる中、入場した卒業生ら=那珂市菅谷
教諭のバンド演奏が流れる中、入場した卒業生ら=那珂市菅谷

茨城県内323の公立小学校で19日、卒業式が開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、臨時休校が続く各校は出席を卒業生と保護者に限定したり、時間を短縮したりして対策。在校生に送られない式になるため、少しでも卒業生の思い出に残るようにと、演出に工夫を凝らす学校もあった。

那珂市菅谷の市立菅谷小(猪野睦美校長)では、卒業生73人が中学の真新しい制服に身を包み出席。保護者が見守る中、一人一人に卒業証書が手渡された。在校生は出席しないため、例年の金管バンド部による入退場の演奏がなかった。このため同部顧問の原田葵教諭(31)ら先生3人がフルートとコントラバスによるバンドを結成し、入場曲を奏でた。

卒業生で元部員の外岡理沙さん(12)は「在校生がいなくて寂しかったが、先生たちが盛り上げてくれてうれしい」、元部長の奥田さくらさん(12)は「初めて先生たちの演奏を聴いたが、すごかった。中学では部活を頑張りたい」と話した。

原田教諭は「卒業生を生演奏で送り出してあげたかった。未来に向けて頑張ってほしい」とエールを送った。(磯前有花)



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