《新型コロナ》濃厚接触20人「陰性」 JAとりで医療センター
入院患者の新型コロナウイルス感染が判明したJAとりで総合医療センター(茨城県取手市)に関し、県は29日、感染患者の濃厚接触者のうち看護師ら20人について、同日実施したPCR検査結果は全員陰性だったと発表した。併せて、県内16例目として28日に感染が判明したつくば市の40代女性については同市の介護老人保健施設「アレーテル・つくば」の職員と明らかにした。
県によると、同医療センターで陰性が確認された人の内訳は、27日に感染が判明したつくばみらい市の70代男性が入院していた病棟で働く看護師・看護助手19人と、同じ病棟の入院患者1人。
70代男性と濃厚接触した可能性がある人は残り20人程度いるとみられ、県は引き続き検査を急いでいる。同センターを巡っては、70代男性のほかに男性と同部屋だった入院患者の男性2人の感染が確認されている。
老健施設職員のつくば市の40代女性は軽症で、感染症指定医療機関に入院中。最近の海外渡航歴はなかった。県で感染経路や濃厚接触者を調べている。同施設には約90人が入所しており、施設側は新規受け入れを中止して消毒を実施。ショートステイと通所リハビリテーションも28日までに中止し、訪問介護サービスも中止予定という。
女性は、出勤した24日に37度台の発熱やせきなどの症状が出たほか、25〜26日にかけて勤めた夜勤明けに38度台の発熱や関節筋肉痛があったため、27日に帰国者・接触者外来を受診していた。(戸島大樹)
県によると、同医療センターで陰性が確認された人の内訳は、27日に感染が判明したつくばみらい市の70代男性が入院していた病棟で働く看護師・看護助手19人と、同じ病棟の入院患者1人。
70代男性と濃厚接触した可能性がある人は残り20人程度いるとみられ、県は引き続き検査を急いでいる。同センターを巡っては、70代男性のほかに男性と同部屋だった入院患者の男性2人の感染が確認されている。
老健施設職員のつくば市の40代女性は軽症で、感染症指定医療機関に入院中。最近の海外渡航歴はなかった。県で感染経路や濃厚接触者を調べている。同施設には約90人が入所しており、施設側は新規受け入れを中止して消毒を実施。ショートステイと通所リハビリテーションも28日までに中止し、訪問介護サービスも中止予定という。
女性は、出勤した24日に37度台の発熱やせきなどの症状が出たほか、25〜26日にかけて勤めた夜勤明けに38度台の発熱や関節筋肉痛があったため、27日に帰国者・接触者外来を受診していた。(戸島大樹)