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《新型コロナ・影響》茨城県教委、新学期は予定通り再開 慎重に状況判断

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新型コロナウイルス感染拡大を巡り、茨城県教委は小中高校と特別支援学校の新学期開始や入学式について「現時点では春休み明け」とし、予定通りの始業、実施を目指している。ただし、県内の感染拡大は予断を許さず「先送りの可能性も視野に入れざるを得ない」と、慎重に状況を判断する構えだ。

居住者の感染者数(1日正午現在)が9人と県内市町村で最多のつくば市や、感染が確認された千葉県の障害者施設の職員や利用者・家族計8人が居住する神栖市教委も、現時点では県教委と同様の対応を取る。つくば市教委は「ギリギリ(直前まで)まで先送りを検討することになる」と緊迫感をにじませる。

県内では大半の小中高、特別支援学校が6日に始業式を予定。入学式は多くの中学校が同日開催で、小学校と高校、特別支援学校は7日が中心となっている。

県は徹底した感染防止策を前提に、始業式や入学式は中止ではなく規模縮小で実施する方向を示している。一方、県立医療大は1日、3日に予定していた入学式を中止すると発表した。(今井俊太郎)

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