《新型コロナ・影響》水戸黄門漫遊マラソン中止 10月予定も募集前に決定
水戸市は9日、市内で10月25日に開催予定だった「第5回水戸黄門漫遊マラソン」を中止すると発表した。同実行委員会(会長・高橋靖市長)が9日あり、新型コロナウイルス感染拡大を受け、14日からの参加者募集を前に中止を決めた。中止は2016年に大会が始まって以来初めて。
同実行委によると、感染が拡大する中、参加者と運営資金を集められるかや、当日の医療体制・ボランティアを確保できるかといった懸念があった。このため、開催が感染リスクを高めるだけでなく、満足できる大会運営が難しいと判断した。
市スポーツ課によると、大会は毎年10月、中心市街地や千波湖などをコースにフルマラソン(定員1万人)と5キロ(同2千人)、3キロ(同なし)の3種目で実施。小学4年から参加可能で、本年度の申し込み受け付けを今月14日から順次始める予定だった。
昨年は約1万4千人が出場。大会を支えるボランティアや沿道で応援する市民らを含めると2万人を超す人出があった。大会はランナーへの支援体制などが評価され、ランナーの投票などを基にした「全国ランニング大会100撰」に3年連続選出。昨年は全国9位、関東地域で東京マラソンを抑え1位にランキングされ年々評価が高まっていた。
新型コロナウイルスの影響で、全国各地のマラソン大会は中止を余儀なくされており、県内でも、かすみがうらマラソンや日立さくらロードレースなどが相次いで中止となっている。(島田真太郎)
同実行委によると、感染が拡大する中、参加者と運営資金を集められるかや、当日の医療体制・ボランティアを確保できるかといった懸念があった。このため、開催が感染リスクを高めるだけでなく、満足できる大会運営が難しいと判断した。
市スポーツ課によると、大会は毎年10月、中心市街地や千波湖などをコースにフルマラソン(定員1万人)と5キロ(同2千人)、3キロ(同なし)の3種目で実施。小学4年から参加可能で、本年度の申し込み受け付けを今月14日から順次始める予定だった。
昨年は約1万4千人が出場。大会を支えるボランティアや沿道で応援する市民らを含めると2万人を超す人出があった。大会はランナーへの支援体制などが評価され、ランナーの投票などを基にした「全国ランニング大会100撰」に3年連続選出。昨年は全国9位、関東地域で東京マラソンを抑え1位にランキングされ年々評価が高まっていた。
新型コロナウイルスの影響で、全国各地のマラソン大会は中止を余儀なくされており、県内でも、かすみがうらマラソンや日立さくらロードレースなどが相次いで中止となっている。(島田真太郎)